待望の『ポケモンカードゲームPocket』トレードアップデートが遂に実装されましたが、ファンの失望は頂点に達しています。先週、開発元の株式会社クリーチャーズが最初に仕組みを説明した際から広範な批判があったにもかかわらず、実際に実装されたシステムは、あらゆる悪い意味で予想を上回るものとなってしまいました。
欠陥だらけのトレードシステム
プレイヤーはSNSに、過剰な要件と制限が課せられた新トレード機能への不満を殺到させています。先週の発表でいくつかの制限は知られていましたが、プレイヤーが「トレードするためにアイテムを消費しなければならない」という今日のリリースによる発表で、全容が明らかになったのです。
ワンダーピック機能やブースターパックを開封するのとは異なり、各トレードには2種類の異なるリソースが必要です。1つ目は「トレードスタミナ」。時間経過で回復する、あるいはポケゴールド（つまり実費）を使用して補充できる、おなじみの仕組みです。
トレードアップデート後の開発チームの写真を見つけたよ！
byu/marcola42 inPTCGP
トレードトークン論争
しかし、真に激しい怒りを引き起こしているのは2つ目の要件です。「トレードトークン」は、3ダイヤ以上の評価のカードを交換する際に必須となり、そのコストは非常に高くなっています：
- 3ダイヤカード：120トークン
- 1スターカード：400トークン
- 4ダイヤ（exポケモン）カード：500トークン
これらのトークンを入手する唯一の方法は？ 自身のコレクションから貴重なカードを破棄することですが、その交換レートは驚くほど低くなっています：
- 3ダイヤカード：25トークン
- 1スターカード：100トークン
- 4ダイヤカード：125トークン
- 2スターカード：300トークン
- 3スター没入カード：300トークン
- クラウンドゴールドカード：1500トークン
コミュニティの反発
「このトレードアップデートは侮辱だ」と、Redditユーザーのhurtbowlerは拡散された投稿で書いています。「貪欲さが行き過ぎていて、これ以上1ドルも使う正当性が見出せない。タイトルから『トレーディングカードゲーム』を外すべきだよ。今や完全に誤解を招くものだ」。
他のプレイヤーもこのシステムを「搾取的だ」「持続不可能だ」と呼び、レアな3スター没入アートカード（このアプリの主要な売りの一つ）でさえ破棄しても、たった1枚の4ダイヤカードと交換するのに十分なトークンが得られない点を指摘しています。
何ていうジョークのようなトレードシステムなんだ
byu/ZenGraphics_ inPTCGP
収益化への懸念
多くのユーザーは、この意図的にフラストレーションを溜めるシステムは、プレイヤーにさらなるカードパックの購入に向かわせることを目的としていると疑っています。特に、高レアリティカード（2スター以上）は全くトレードできないからです。これにより、コレクターは足りないカードをトレードではなく、ガチャに頼ることを強要されています。
「このトレードコストが維持されるなら、このアプリは『ポケモンカードゲームPocket』に改名すべきだ」とユーザーDarkmaliceはコメントしています。「これはトレードシステムじゃない。アンチトレードシステムだ」。
沈黙する開発元
先週「フィードバックに耳を傾ける」と約束したにもかかわらず、株式会社クリーチャーズは今日の反発の中で沈黙を守っています。一部ではミッション報酬にトークンが追加されることを期待する声もありますが、現状の傾向では、報酬としてトレードスタミナが追加される可能性の方が高そうです。
この不出来なローンチは、ディアルガやパルキアといったダイヤモンド・パールのポケモンが間もなく登場する予定という、特に拙い時期に起こっています。株式会社クリーチャーズが次のアップデート前にこれらの懸念に対処するかどうかは、まだ分かっていません。
遂にトレードが来た…待って、何これ？
byu/Tidus1117 inPTCGP
